自由研究の進め方(4/4)
本テーマもラストになります。最後のここまでの成果をまとめましょう。
6-1.まとめよう
考察まで終われば後はまとめの作業です。項目に分けて紹介していきます。
ただ、まとめ方に決まりはありません。自分で調べたことが相手にしっかりと伝わることが重要です。
1つの例として参考にしてみてください。
①タイトル
最初疑問に持った出発点から、考察までしてみたときにぴったりのタイトルをつけてあげましょう。
またタイトル付近に、名前と日付を書いておくとよいです。
②研究のきっかけ
3-1で疑問に思ったこと、4-1で調べたことから浮かんだ疑問がきっかけになります。
例
理科で天気のことを学び、雲に興味を持ちました。『***』という本で調べたら、雲は10種類に分けられることがわかったのですが、深谷市の夏はどんな種類の雲が多いのか気になり、調査することにしました。
③予想
5-1で予想したことを書きましょう。
例
予想:積乱雲
理由:夏は積雲や積乱雲ができやすいと『***』という本でわかりました。最近は特に夕立が多いので、大雨や雷を降らせる積乱雲が多いのではないかと考えました。
④方法
4-3で立てた実験方法と、使った道具を書きましょう。
例
道具:カメラ、温度計
期間:〇日~△日
方法:雲を撮影し、その時の気温と天気、天気図を記録しておく。また……
⑤結果
5-3の結果を書きましょう。写真を貼ったり、表で整理してあると見やすくなります。
⑥わかったこと
5-4の考察を書いてみましょう。まずは分かったことを最初に書いて、なぜそうなったかのところまで考えることができていたら、合わせて記載しましょう。
⑦感想
研究を通しての感想、実験結果に対する感想など、思ったことを簡単に書きましょう。
次はこういう実験もしてみたいといったものもよいですね。
⑧参考
本を参考にしていれば、タイトル、著者、出版社などを記載しましょう。
サイトを参考にしていれば、サイト名、URLなどを記載しましょう。
7.最後に
『自由研究の進め方』については、本記事にて終了になります。
正直、面倒くさい課題の1つではあると思うのですが、興味をもって取り組むととても楽しく、とても成長できる課題でもあります。
疑問を出す力、調べる技術、疑問の答えを出す方法を考える力、思考力、実験の技術、まとめる力など様々な力が養えます。
特に、思考力を伸ばすにはうってつけの課題です。
勉強が苦手という人は、思考の仕方を知らないだけのパターンもあります。
本校では、まずは興味をもってもらうことから始めて、そのうえで思考の仕方を学べる指導をしますので、少しでも興味があったら是非お問合せください。
次のテーマは未定ですが、アップしたらインスタグラムでもお知らせします。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
